こんにちは。まちの駅に関するブログをはじめます。

昨年末から今年にかけて、私は、日本一まちの駅が多くあるという栃木県鹿沼市に深く関わり、栄えある「いちご市民(登録番号1)」になった。今回鹿沼市の魅力をよく理解できたが、私もそうであったが、東京の人にはそのような知識はほとんどない。今後、いちご市民としてそれを伝える努力したい。

 

昨年11月姉妹まちの駅プロジェクトに関わる「鹿沼 まちの駅ツアー」に、まちの駅ネットワーク焼津、あらかわ区まちの駅ネットワーク、会津まちの駅ネットワーク、NPO法人 地域交流センターのメンバーとともに参加。1月には、いちご市民による「いちご市鹿沼の視察ツアー&ワークショップ」に参加、そして2月には「関係人口創出・拡大事業」成果報告会で、鹿沼市による「いちご市『まちの駅』関係人口プロジェクト」の発表を聞いた。

 

新鹿沼駅までは、東京の新宿駅から東武特急で90分、快適な電車旅であった。魅力的なものは、まず鹿沼の木工技術。日光東照宮の美を受け継ぐ、ユネスコの無形文化遺産に登録された鹿沼の彫刻屋台、そして、組子を使った建具も。組子は、九州の高級列車「ななつ星」や高級ホテルの星野リゾートやホテルオークラに使われている。組子作りも体験し、その素晴らしさはわかったがこれは高級なところしか使えないということも理解した。松尾芭蕉は「奥の細道」紀行の途上で鹿沼に一泊したとのこと。木工の町らしくチェーンソー彫刻の松尾芭蕉がいくつか置いてあった。

 

次に、ガーデニングで有名な鹿沼土。赤城山の数万年前の火山噴火でできた土で、栽培や成長に相性の良い鹿沼土を使った山野草やツツジ、蘭、松の盆栽が盛んである。当日、ドイツから業者が盆栽の購入に来ていた。海外に輸出するのは検疫等で大変なようだが。それらの展示・販売所が「鹿沼市花木センター」、そこで、30分食べ放題のいちご狩りを経験、2種類の食べ較べは楽しかった。

 

大人の好奇心を満足させる文化と歴史、緑も花も多く景色はきれい、いちごや肉やソバなどのおいしい食べ物、バーベキューも楽しめる。1日目は日光、2日目は鹿沼というコースもよいかもしれない。何しろ、どうやって都会の人にこの魅力を伝え、来てもらえるか、まちの駅ネットワーク鹿沼だけでなく、私の課題でもある。   https://nwkanuma.com/ (鹿沼市の夜景が綺麗です!)  NPO法人 地域交流センター 本原